【診断付き】学習塾・予備校のSEO対策完全マニュアル!初回限定の無料相談

【診断付き】学習塾・予備校のSEO対策完全マニュアル!初回の無料相談可能

「うちの塾に、そもそもSEO対策なんて必要なのか?」

そんな疑問をお持ちの学習塾・予備校オーナーも多いのではないでしょうか。

最近では、保護者や生徒が情報を得る手段も多様化しSNSやAIチャット、口コミサイトなどを使って塾を探すケースも増えています。とはいえGoogle検索で「地域名+塾」と調べて比較する流れはいまだに主流のひとつであり、そこに自塾の情報が表示されなければ、選ばれるチャンスすら得られません。

この記事では、まずあなたの塾が本当にSEO対策をすべきかを診断し、そのうえで上位表示に必要な具体策5つをご紹介します。

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目次

学習塾・予備校にSEOが必要な理由

学習塾や予備校の集客は、これまで「チラシ配布」や「口コミ紹介」が中心でした。

しかし今の保護者や生徒は、スマートフォンを使って複数の塾を比較検討するのが当たり前の時代です。

特に「○○駅 塾」「中学生 個別指導」など、地域や学年を組み合わせた検索で情報を探すケースは依然として多く、検索結果で上位に表示されるかどうかが、集客の成果を大きく左右します

SEO対策の必要性

SEO対策をきちんと行えば、広告費をかけなくても検索上位に表示され安定した集客が可能になります。

つまり、集客の主導権を広告会社や大手ポータルに握られず自分の力で患者さんを呼び込めるわけです。

他のWEB集客方法と比較をした図解を用意しているのでぜひご覧ください。

他の施策との比較

SEO対策は一度整えることで中長期的な効果が期待できる点も大きな魅力です。広告のように毎月の費用がかからず塾の認知度・信頼度をじわじわと高めていく手段として、多くの教育機関が導入しています。

だからこそ、限られた予算で集客効率を高めたい塾や予備校にとってSEOは欠かせないマーケティング施策なのです。

【診断】あなたは本当にSEO対策すべき?

「とりあえず、うちもSEOをやった方がいいのかな…」と考えていませんか?

もちろんSEOは学習塾・予備校の集客にとって強力な手段ですが、実は 「誰でも、今すぐ必要」 というわけではありません。院の状況や集客の課題によって優先すべき対策は変わってきます。

まずは以下の画像を参考に診断をしてみてください。

SEOが必要かどうかの診断

この診断を通して、今の優先課題がSEOなのかそれとも別の集客方法を優先すべきなのかが一目でわかります。

①出店しているエリアの月間検索数は?

SEO対策を本気でやるなら、まず絶対にチェックしてほしいのが「あなたの塾がある地域で、どれだけの人が実際に検索しているか」です。

なぜなら検索する人がほとんどいないエリアやキーワードを狙っても、集客にはつながらないからです。つまり、時間と労力を無駄にするリスクが高いんです。

月間検索数を調べるツールは以下の通り。

本当は時間をかけてキーワードを調査するのですが、今回は簡易なキーワード調査を解説します。

使うツールは「キーワード候補調査ツール」。

まずはキーワード候補調査ツールにアクセスをして、「自エリア×サービス名」を入力して検索をしてみてください。

キーワード候補調査ツール

検索をしてみると以下の画像のように月間検索数が表示されると思います。

キーワード候補調査ツール 塾
▼渋谷 塾で月間検索数を調査すると、、、
キーワード候補月間検索数競合度
大学 受験 グノーブル 渋谷 本館880低い
jprep 渋谷720低い
渋谷 早稲 アカ720低い
渋谷 塾480普通
塾 渋谷480普通
ena 最高 水準 代々木390低い
渋谷 英語 塾320普通
英語 塾 渋谷320普通
英語 渋谷 塾320普通
増田 塾 渋谷 校320低い
総合 型 選抜 専門 塾 aoi 渋谷 校320低い
エクタス 渋谷 校320低い
英才 個別 学院 初台 校260低い
モチベーション アカデミア 渋谷 校210低い
渋谷 塾 小学生170普通
渋谷 小学生 塾170普通
渋谷 医学部 塾170低い
医学部 塾 渋谷170低い
笹塚 塾140普通
渋谷 予備校140普通
塾 笹塚140普通
恵比寿 学習 塾140低い
予備校 渋谷140普通
早稲 アカ 渋谷 校140低い
恵比寿 塾110普通
茗渓 塾 笹塚110普通
渋谷 大学 受験 塾110普通
渋谷 塾 中学生110高い
渋谷 塾 大学 受験110普通
増田 塾 渋谷110普通
大学 受験 塾 渋谷110普通
英才 個別 学院 初台110低い
塾 恵比寿110普通
tomas 渋谷 校110低い
トーマス 渋谷 校110普通
jprep 渋谷 校110低い
渋谷 増田 塾110普通
四谷 大塚 渋谷 校90低い
平岡 塾 渋谷90低い
学習 塾 渋谷90低い
グノーブル 渋谷 校90低い
渋谷 学習 塾90低い
渋谷 平岡 塾90低い
東京 個別 指導 学院 笹塚70低い
初台 塾70普通
渋谷 中学 受験 塾70普通
渋谷 個別 指導 塾70普通
渋谷 区 塾70低い
中学 受験 塾 渋谷70普通
ココロミル 渋谷70普通
個別 指導 塾 渋谷70普通
渋谷 塾 中学 受験70普通
茗渓 塾 笹塚 教室70低い
伊藤 塾 渋谷 校70低い
塾 渋谷 区70低い
渋谷 jprep70低い
ルークス 志 塾 渋谷50普通
渋谷 数学 塾50普通
栄光 ゼミナール 渋谷50低い
高木 塾 渋谷50低い

上記の調査結果をGoogleスプレッドシートに記載をしておきます。

下記Googleスプレッドシートでは「Googleキーワードプランナー」「キーワード候補調査ツール」「エイチレフス」「再検索キーワード」を活用して調査をしております。

渋谷 塾のキーワード調査
自由にご活用ください。

このキーワード調査を入念に行ってください。

キーワード調査を入念に行わずにSEOを始めてしまうと、「誰も検索していないキーワード」に時間と労力をかけることになり当然ながら集客にはつながりません。これが学習塾・予備校のSEOでよくある失敗パターンです。

ここからが本題です。

「地域名×塾」の月間検索数が50以下の場合はあまりSEO対策に力を入れなくてもいいでしょう。なぜなら、単純な話ですが検索される回数が少なすぎるとどんなに上位表示できたとしても集客の上限が極端に低いからです。

以下の表を参考にあなたのエリアの月間検索数がどのくらい位置しているのか見てみてください。

月間検索数対策の優先度コメント
0〜50回慎重に検討効率が悪いので優先度低め。
51〜100回慎重に検討ニッチなら狙う価値あり。
101〜500回積極的に狙うべき安定集客に効果的。
それなりの予算と時間が必要。
501〜1000回本格対策推奨競合多いが重要キーワード。
独学で上位表示は至難。
1000回以上本格対策推奨競合多いが重要キーワード。
独学で上位表示は超至難。

月間検索数が50回しかないということは、理論上、1日1〜2人がそのキーワードで検索している程度。そこから実際にサイトをクリックしさらに問い合わせや来院につながる割合を考えると効率が非常に悪いのです。

とはいえ、検索数が少なくても地域の特性や競合状況によってはチャンスはあります。

「このエリアは本当にSEOをやる価値があるのか?」

そう感じた方は、ぜひ一度プロによる無料診断・相談をご活用ください。
あなたの教室に最適な集客戦略を一緒に考えましょう。

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②SEO対策にかけられる時間と予算は?

結論から言うと、SEO対策を実施する場合は最低でも3カ月以上の期間と、月10万円以上の予算を見込む必要があります。

まずは時間についてなのですが、公式では以下のように記載されております。

成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。

引用:Google検索セントラル

公式の見解通りで、本当にそのくらい時間がかかるものなのです。

実際に私自身も様々なサイトでSEO対策をしているのですが、サイト立ち上げから初のお問い合わせが来るまで3カ月が目安、1か月でお問い合わせが来たらかなり早い方です。

こちらは自社サイトなのですが立ち上げから3か月目の流入数です。

立ち上げから3か月目の流入数
立ち上げ3か月目の自社メディアの流入
  • 合計クリック数:2,070
  • 合計表示回数:9.26万(=92,600回)
  • 平均CTR(クリック率):2.2%
  • 平均掲載順位:36.8位

合計クリック数2,070とありますが、この中からお問い合わせに繋がるのはどのくらいでしょうか?

クリック数2,070のうちお問い合わせに繋がるキーワードは約1割ほど。そこから実際に問い合わせにつながるのは10〜20件程度というのがSEO集客のリアルです。

もちろんすでに評価が高いサイトであれば1〜2カ月で成果が出ることもあります。しかし、新規サイトやWeb対策が初めての塾は、成果が出るまで3〜6カ月はかかると見ておくのが現実的です。

次に、予算ですがご自身でSEO対策をするのなら0円。ただ基本的に塾オーナーがSEO対策をする時間はないので基本的にはがいちゅうすることが多いですが、最低でも月10万円以上は覚悟しておきましょう。

分かりやすいデータがあったのでご紹介します。

毎月のSEO対策の費用平均
引用:PR TIMES

このように、SEO対策は継続的な運用が前提となるため、人件費・記事制作費・外注費などを含めるとある程度の予算が必要です。

「ウチはどのくらいの費用感で成果が出そうか?」と悩んだ方は、まずは一度無料相談をご活用ください。エリアや競合状況に応じて適切な戦略をご提案いたします。

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③競合状況を把握しているか?

SEO対策を始める前に、必ず確認すべきなのが「自分の塾が、どれだけ激しい競合の中にいるのか」という点です。

ここでいう競合は同じ地域の学習塾だけではありません。検索結果で上位を占めているすべてのプレイヤーが競合になります。

たとえば以下のようなサイトもあなたの塾のSEO上の競合です。

  • 塾ナビや塾ログなどのポータルサイト
  • 比較系ブログ・まとめ記事
  • 強力なドメインパワーを持つ全国展開の大手塾

こうしたポータル・メディア・大手企業が上位を独占している場合、個人塾がSEOで勝つには相当な労力と時間がかかることを覚悟しなければなりません。

実際に激戦区の「渋谷 塾」で見てみましょう。

渋谷 塾の検索結果
渋谷 塾の検索結果

※スポンサーはリスティング広告なのでカウントしません。

実際に「渋谷 塾」でGoogle検索してみると上位を占めているのは以下のようなサイトばかり。

  • 塾ナビや塾選、Ameba塾探しといったポータルサイト
  • 「渋谷区の塾ランキング」などのまとめ系メディア記事
  • 全国展開の大手塾の公式サイト
  • ダイヤモンド・オンラインのような大手Webメディア

つまり、検索結果のほとんどが資本力・ドメイン力・ブランド力を持ったプレイヤーで占められており、個人塾や中小規模の教室がSEOで戦うには非常に厳しい構図だということがわかります。

このような「激戦区」において、SEO単独で上位を狙うのは至難の業です。

この場合はMEO対策やMeta広告といった、より費用対効果の高い集客施策を優先することをおすすめします。

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学習塾・予備校がSEO対策で上位表示するための施策5選

さてここまでなたがSEO対策をすべきかどうかの話にだったのですが、ここから本題です。

SEO対策には大きく分けると「内部対策」と「外部対策」があります。

SEO対策の基本
  • キーワード選定と検索意図の把握
  • タイトルタグや見出し(hタグ)の最適化
  • コンテンツの構成設計とライティング
  • 競合サイトとの比較分析
  • 内部リンクやサイト構造の調整
  • ページスピードやモバイル対応の改善
  • 外部サイトからの被リンク獲得施策
  • 定期的な順位チェックと改善対応 など…

ご覧のとおりSEO対策は記事を書くだけではなく、技術・分析・運用のすべてが絡む総合的な取り組みです。初めての方にとっては、何から始めればいいのか分からず途中で止まってしまうことも少なくありません。

そこで今回は、学習塾・予備校の集客に特に効果的な施策を5つに厳選してご紹介します。

①エリアを狙ったキーワード戦略

まずは「お問い合わせにつながるキーワード」とは何かを理解しておきましょう。

以下の4つの中で、実際に問い合わせにつながりそうなキーワードはどれだと思いますか?
少し考えてみてください。

  • 勉強のやる気を出す方法
  • 学習塾 月謝 相場
  • 渋谷 塾
  • 塾 個別指導 集団指導 違い

さて、正解は……

「渋谷 塾」です。

なぜなら、このキーワードで検索している人は、すでに渋谷周辺で通える塾を探している今すぐ客である可能性が高いからです。こうした「地域名+塾」というキーワードは、問い合わせや体験申し込みに直結しやすいキーワードの典型です。

一方で、「勉強のやる気を出す方法」や「個別指導と集団指導の違い」のようなキーワードは、まだ情報収集段階の人が多く、すぐに問い合わせにつながるとは限りません。

エリアを狙ったキーワード戦略 塾

このように、「今すぐ問い合わせしたい人が検索しそうなキーワード」を見極めて対策することが、塾のSEOの出発点になります。

では実際に自塾が対策すべきキーワードを調べてみましょう。

使用するツールはいくつかありますが、まずは以下をブックマークしておくのがおすすめです。

本来であればGoogleキーワードプランナーを使うのが理想ですが、設定や広告出稿が必要なため、今回はもっと手軽に使える「キーワード候補調査ツール」と「再検索キーワード調査ツール」を使います。

まずはキーワード候補調査ツールにアクセスして、「エリア名+塾」や「エリア名+中学生 塾」「エリア名+高校生 英語 塾」などを入力して検索してみてください。

キーワード候補調査ツール

検索をしてみると以下の画像のように月間検索数が表示されると思います。

キーワード候補調査ツール 塾

先程も紹介した、Googleスプレッドシートにまとめておきます。

「Googleキーワードプランナー」「キーワード候補調査ツール」「エイチレフス」「再検索キーワード」を活用して調査をしております。

キーワード調査をしないままSEOを始めてしまうと、誰も検索していないワードに時間とお金をかけてしまうという失敗につながるので、必ず調査をしておいてください。

Googleキーワードプランナー

基本的には以下のようなページが必要でしょう。

ページ種別内容目的
トップページ地域・対象・指導内容が分かる要約第一印象を与える/指名検索にも対応
コース紹介ページ小学生・中学生・高校生など対象別保護者が「うちの子に合うか」を判断しやすく
料金案内ページ月謝・入会金・教材費など価格の不安を解消しCVにつなげる
教室案内ページアクセス・写真・設備情報など地理的な安心感と信頼性の提供
よくある質問(FAQ)「振替できますか?」「兄弟割引は?」など問い合わせ前の疑問を先回りして解消
合格実績・生徒の声数値や口コミベースの信頼性強化E-E-A-T(信頼性・経験)への寄与

ただし、「地域名+塾」のような今すぐ客向けのキーワードだけを狙えばよいというわけではありません。

たとえば個別指導塾専門で行っているとしたら「個別指導 集団指導 違い」のような情報収集系キーワードでブログ記事を書くのも一つの手です。ただこのあたりは現状把握や今後の方向性、AIの出現によって必要性が限られております。

「うちはどのキーワードがいいんだろう」
「あまり考えずにブログ更新してる…」

そんな方は、一度初回限定の無料相談をご利用ください。

現状のサイトを確認しながら、狙うべきキーワードや改善の優先順位を明確にいたします。

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②重複をしないようにtdの調整

学習塾や予備校のWEBサイトでよく見られるのが、「全ページ同じようなタイトルやメタディスクリプションを使ってしまっている」というケースです。

ここで言うtdとは、検索結果に表示されるページ名のことで、メタディスクリプションはその下に表示されるページの説明文を指します。どちらもGoogleに対してこのページは何についての情報なのかを伝える非常に重要なSEO要素です。

td

にもかかわらず、トップページも講師紹介ページも体験申込ページも、すべてが

「〇〇塾|渋谷の学習塾なら当塾へ」

といった一律のタイトルになっていると、Googleから見て「どのページが何を扱っているのか」が分からず、SEO評価が下がる要因になります。

タイトルタグ設定の具体例

❌ 悪い例(全ページ共通)

  • すべてのページ →「〇〇塾|渋谷の学習塾なら当塾へ」
    → ユーザーにもGoogleにも内容の違いが伝わらず、評価されづらい構成です。

✅ 良い例(ユーザー視点+信頼性+地域+特化内容)

  • 【トップページ】
    渋谷の学習塾なら《個別指導×定期テスト対策》〇〇塾|駅近・少人数制
  • 【中学生 英語 対策ページ】
    渋谷で中学生の英語対策なら〇〇塾|定期テスト+高校入試に対応
  • 【高校受験コースページ】
    渋谷で高校受験なら〇〇塾|合格実績多数・苦手克服サポート

このように、集客につなげたいページは「地域名+対象+教科・目的+強み」を自然に盛り込んだタイトル設計を行いましょう。

なお、これは月間検索数がある程度多い都市部エリアで効果を発揮しやすい戦略です。検索数が少ない地域ではページの分割をしすぎると逆効果になる場合もあるため、地域や検索ボリュームに応じた設計が重要です。

③ユーザー目線のコンテンツを増やす

SEOで上位表示を目指すうえで、Googleが何より重視しているのが「ユーザーの検索意図にしっかり応えるコンテンツ」です。つまり、検索してきた人が「知りたかったこと」に対して的確に答えているかどうかが、SEO評価を大きく左右します。

ユーザー目線のコンテンツというのは以下の通り。

ユーザー目線のコンテンツを増やす
  • ユーザー目線に立った情報提供
  • 信頼できる情報の提供
  • 引用元に依存しないオリジナリティ
  • 中身を充実させる
  • 視覚的な見やすさ

特に学習塾・予備校のサイトでは、「〇〇駅の塾です」「個別指導をしています」など塾の紹介だけで終わってしまっているサイトが多いのが現状です。

しかし、それだけでは検索ユーザーにとって「自分に合っている塾なのか?」「具体的に何ができるのか?」が伝わりません。

ユーザー目線でよくある改善例

Before(ありがち)After(ユーザー視点)
当塾は地域密着型の学習塾です渋谷区の中学生向け|英語の定期テストで平均20点UPの事例あり
講師は全員プロの指導者です元教員やTOEIC900点以上の講師が個別に対応
無料体験受付中「○月○日までは無料体験+学習アドバイス面談付き」

ユーザーに選ばれる塾になるには、検索されたキーワードの裏にある「不安・期待・悩み」に先回りして応えることが大切です。

誰に・何を・なぜ届けるかを言語化し、それを1ページごとに反映していくことが、SEOでもユーザーの心でも高評価を得るための第一歩です。

④関連性のある被リンクを獲得する

SEOにおいて、被リンク(外部サイトから自塾のサイトへのリンク)は今でも非常に重要な評価要素のひとつです。

Googleは「多くの信頼あるサイトからリンクされている=役立つ情報があるサイト」とみなし、検索順位を上げる評価指標として活用しています

被リンクの図解

しかし、やみくもにリンクを集めれば良いというわけではありません。

特に最近では、関連性のないサイトからの被リンクや、リンク購入のような不自然なリンクは逆効果になる可能性もあります。

被リンクを集める方法はいくつかるのですが、代表例が以下の通りです。

スクロールできます
対策内容/目的難易度即効性補足・注意点
ポータルサイト掲載塾ナビ・塾選等に店舗情報を掲載し、被リンクを得る★☆☆★★☆一部は有料。情報の正確性や写真のクオリティも重視される
SNS活用Instagram・YouTube等で発信し、投稿やプロフィールから被リンクを誘導★★☆★★☆プラットフォームによってはnofollow扱い。フォロワー数・投稿頻度が重要
プレスリリース配信地域メディアやWebメディアへ店舗の新情報をリリースし、紹介・被リンクを獲得★★★★★☆有料サービスあり。メディアに取り上げられれば強力なSEO効果を得られる
調査データ・統計の発信ユーザー調査やアンケート結果を記事化して他メディアから引用されやすくする★★★★☆☆ローカルなら「地域◯◯ランキング」などが引用されやすい。拡散力はやや必要
インフォグラフィック作成視覚的にわかりやすいデータ図解(例:姿勢改善の効果)を作成し、他サイトで引用されやすくする★★☆★☆☆引用される設計が重要。Canvaなどのデザインツールで作成可
自社コンテンツからの誘導別ページや自社ブログから自然な形で内部リンク+SNS連携で被リンクを誘導★☆☆★★☆SNS・外部メディアにシェアされるように“読まれる”コンテンツ設計が必要
無料ツールやテンプレート公開簡易チェックリスト・エクセルテンプレート等を無料配布し、他サイトで紹介してもらう★★★★☆☆店舗経営者向け「体重管理シート」「ホームケア用PDF」などが効果的
他サイトとの相互リンク近隣店舗やパートナー企業と相互リンクし合い、地域全体でSEO強化を狙う★★☆★★☆やりすぎ・不自然なリンク網はNG。実際の関係性をベースに設計

ただ、被リンクを獲得する際は以下の注意点があります。

  • 関連性を重視する
  • 自然なリンクを心がける
  • 多様な手法を組み合わせる
  • ペナルティ回避に注意

被リンク獲得で最も避けるべきなのは、不自然で質の低いリンクを大量に取得することです。

たとえば、「全国のリンク集に無差別登録する」「明らかに内容の薄いサイトから大量のリンクを貼られる」といった行為は、かえってGoogleからスパム行為と見なされ、検索順位を下げられるリスクがあります。

実際にGoogle公式見解もこの通りです。

不自然なリンクとは、ページのランキングを操作することを意図して作成されたリンクです。これは検索エンジンのガイドライン違反に該当します。

引用:Google検索セントラル

質の高いコンテンツを通じて他者から自発的に紹介されることこそが、本来の被リンクのあるべき姿です。

こうした被リンクの質や信頼性を数値化して評価するのが、SEOの実務では一般的です。たとえば「DR(Domain Rating)」「DA(Domain Authority)」といった指標は、外部からのリンクがどれだけの価値を持っているかを示す目安として広く使われています。

弊社が良く活用しているのでAhrefsが出しているDRです。

DRについて
引用:Ahrefs「被リンクチェッカー」

この指標が高くなればなるほど上位表示しやすく、お問い合わせに繋がるというわけです。

ということで早速、自社サイトのDRを計測してみましょう。DRの計測はAhrefsの有料プランが必要なのですが、Ahrefsは無料である程度活用できるので以下のサイトを開いてみましょう。

整体被リンクの確認
引用:Ahrefs「被リンクチェッカー」

自社サイトのDRはいくつだったのでしょうか。

もしこの記事を見ているあなたが渋谷エリアで戦う場合は、DRの数値を最低でも30以上にしておく必要があります。というのも事業者サイトで一番低い数値が30だからです。

渋谷 塾の1ページ目のDR平均
  • 1位:50
  • 2位:57
  • 3位:59
  • 4位:59
  • 5位:71
  • 6位:83
  • 7位:90
  • 8位:90
  • 9位:30

平均DR:65

自社サイトでも被リンク対策をしているのですが、DRを30まで上げるには数カ月から1年くらいかかるでしょう。

もし渋谷エリアで塾を出店している場合、競合がかなり強いのでSEO対策はとりあえず後回しにしてMEO対策とWeb広告に集中するでしょう。

⑤上位表示をするまで改善をし続ける

SEOは一度対策すれば終わりではなく、「上位表示されるまで改善を繰り返すこと」が成功の鍵です。

狙ったキーワードでなかなか順位が上がらない場合、多くの方がいきなりコンテンツを修正しようとします。しかし、改善の順番には優先度とロジックがあります。

以下の画像のようにテクニカルSEOから疑う習慣を身につけましょう。

SEO対策の優先順位

まず最初に確認すべきはテクニカルSEO(内部構造)です。

いくら良質な記事を書いても、Googleがそのページを正しく認識・評価できなければ意味がありません。具体的には以下のような項目です。

  • noindex設定が誤っていないか
  • クロールエラーやインデックス未登録がないか
  • タイトルタグやディスクリプション、H1見出しが適切か

よくあるのが、タイトルタグやディスクリプションの設定が不適切です。

特に塾・予備校サイトでは「トップページのタイトルがただの校名だけ」「各ページのメタディスクリプションが空白のまま」というケースも少なくありません。

これでは、Googleにページの内容が適切に伝わらず、検索順位にも悪影響が出てしまいます。

タイトルの悪い例と良い例

種別タイトル例何が悪い/良いのか
❌ 悪い例未来塾・何のページか分からない
・地域名や対象が含まれておらず検索に弱い
✅ 良い例渋谷の個別指導なら未来塾|中学生対象の定期テスト対策も対応・地域+ニーズが明確
・検索キーワードが含まれておりクリックされやすい
※トップページの場合

とはいってもどのページが悪くてどうやって変更すればいいのか分からないと思いますので、その際はいったん競合サイトのタイトルとメタディスクリプションの構成を参考にしましょう。

弊社も初回相談の時に必ず指摘する部分です。タイトルとメタディスクリプションは必ず確認しておいてください。

タイトルとメタディスクリプションを変更しても変化がない場合は、「コンテンツ→外部対策」の順番でPDCAを回してください。

よくあるのが

  • タイトルとメタディスクリプションが曖昧
  • 高品質のコンテンツ量が足りない
  • ドメインパワーが低い(被リンクが足りない)

といった3点が原因で、順位が上がらないケースです。

特に学習塾や予備校のように地域×業種のSEOは、ライバルのサイトもかなり整備されているため、ちょっとしたミスや情報不足が命取りになります。

「どこが悪いのか分からない…」という方は、
まずは無料相談をご活用ください。

現状をもとに、改善ポイントを具体的にお伝えします。

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学習塾・予備校のSEOに関するよくある質問

ホームページがあれば、SEO対策は自動的にされているんですか?

残念ながら、ただ作っただけでは上位表示されません。

SEOでは「検索キーワードに最適化したページ設計」や「継続的なコンテンツ更新」「内部構造の調整」「被リンクの獲得」などが求められます。

放置状態のHPは名刺でしかなく営業マンとして働かせるには設計が必要です。

「〇〇駅 塾」で検索しても自分の塾が出てきません。何が原因ですか?

原因はさまざまですが、主に以下の3つが多いです:

  • タイトルや見出しに「〇〇駅」や「塾」のキーワードが入っていない
  • Googleにインデックスされていない(検索エンジンに認識されていない)
  • コンテンツ量・質が競合より劣っている

まずはGoogleサーチコンソールで確認し、現状を分析しましょう。

「地域名+塾」以外で狙えるキーワードはありますか?

はい、あります。以下のようなニッチな検索ニーズも狙えます:

  • 「〇〇駅 英検対策 塾」
  • 「〇〇市 不登校対応 塾」
  • 「中学受験 〇〇区 個別指導」

こうした“指名検索”に近いワードで上位を取れると、成約率が高まります。

SEOって何ヶ月くらいで効果が出るんですか?

一般的に3〜6ヶ月が目安ですが、競合状況や更新頻度によって異なります。

特にローカルSEO(地域密着型)の場合、ニッチなキーワードであれば1〜2ヶ月で成果が出ることもあります。

ただし、効果を出し続けるには継続的な改善が不可欠です。

予算があまりないのですが、自分でSEO対策することはできますか?

可能ですが予算がない場合は他の施策を優先することをおすすめします。

たとえば、Googleマップ対策(MEO)やポスティング、LINE公式アカウントの導入など少ないコストで即効性のある施策もあります。

SEOは中長期的に安定集客を実現できる強力な手段ですが、効果が出るまでには一定の時間と継続的な更新が必要です。体制が整ってから改めて着手するのが得策です。

【まとめ】学習塾・予備校のSEO対策で成功するために

学習塾・予備校のSEO対策は、すぐに効果が出るものではありません。しかし、しっかりと継続して取り組めば、月々の広告費に頼らない安定した集客経路を築くことができます。

ページが上位表示されない場合は、「テクニカルSEO → コンテンツ → 外部リンク」の順にロジカルに改善を重ねていくことが重要です。

特に塾業界のように競合が多いジャンルでは、「良い記事を書いたつもり」だけでは上位表示されません。検索意図に対する答えの精度、サイト全体の設計、信頼性(DR)など、細部にわたる見直しが成果を左右します。

一度作って終わりではなく、「上位表示されるまで改善を続ける姿勢」こそが、SEOで成果を出す最大のポイントです。

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この記事を書いた人

当サイトをご覧いただきありがとうございます。私はこれまで店舗型ビジネス様のSEO支援に注力し、多くのお客様から成果をいただいてきました。
現在はSEOに加え、MEOや広告も視野に入れつつ、独自の商圏分析ツールで「集客の見える化」を進めています。これからも店舗経営者様の真のパートナーとして、数字とデータを活用した確かなサポートをお約束します。

株式会社TENPO 代表取締役 𠮷野 蓮

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