【診断付き】結婚相談所のSEO対策完全マニュアル完全版!

「最近、新規のお問い合わせが減ってきた…」
そんなお悩みはありませんか?
結婚相談所の集客は、広告や紹介だけに頼っていると限界が見えてきます。そこで注目したいのが検索からの集客を安定させるSEO対策です。
実は、地域名+結婚相談所で検索している人はすでに真剣な検討段階にいる今すぐ客が中心。きちんとSEOを整えることで、広告費をかけずにそうした見込み客を集められるようになります。
この記事では、結婚相談所がSEOで成果を出すための基本戦略や具体的な施策を紹介します。
まずは、なぜ今SEOが重要なのかを見ていきましょう。
なぜ今、結婚相談所に「SEO対策」が求められているのか?
集客手法が多様化するなか、結婚相談所にとっても“Webからの安定的な集客”は欠かせない時代になりました。
中でもSEOは、広告費をかけずに見込み客を集めるための重要な施策として注目されています。
なぜ今、SEOが必要なのかを整理してみましょう。
①広告依存からの脱却が必要な時代に
結婚相談所の集客では、Web広告やポータルサイトへの出稿が主な手段となってきました。しかし、広告には以下のような課題があります。
広告依存の課題
- 出稿をやめると集客がゼロになる
- 1クリック数百円など、費用対効果が不安定
- 競合との入札競争が激化し、コスト高に
- 成果が見えにくく、改善サイクルが回しづらい
こうした「出し続けなければ止まる」集客から脱却し、継続的に成果を生む土台を作ることが今求められています。
広告とSEO対策の違い

項目 | 広告 | SEO対策 |
---|---|---|
即効性 | ◎ (即日掲載・出稿可能) | △ (上位表示に時間がかかる) |
継続コスト | 高 (クリックごとに課金) | 低 (運用費のみ) |
集客の安定性 | △ (止めればゼロ) | ◎ (資産として残る) |
費用対効果 | 変動しやすい | 安定しやすい |
中長期的な効果 | × (一過性) | ◎ (長く集客に貢献) |
上図のようにSEO対策は立ち上げから数カ月はお問い合わせがほとんどないでしょう。
「すぐに結果が出ない」
「本当に効果があるのか不安」
と感じるのは自然なことです。
しかし、数カ月かけて検索上位を獲得できれば、その後は広告費ゼロで集客できる状態が続く可能性があります。
いわば、「今は種まきの時期」であり、コツコツと取り組んだ分が将来の安定経営につながるのです。
②ネット検索からの「比較検討層」を取りこぼさないために
結婚相談所を検討している人の多くは、いきなり来店や問い合わせをするわけではありません。
まずは、
「〇〇市 結婚相談所」
「婚活 30代 比較」
などで検索し、複数の相談所を見比べてから問い合わせに進むのが一般的です。
以下の画像のようにユーザーは様々なステージを経て商品やサービスを購入しているのですが、その中でも比較検討層がかなり重要なのです。

- 興味・関心
- 情報収集
- 比較・検討:ここが重要
- 信頼確認
- 購入
実際、Googleが2021年に発表した調査では、以下のような傾向が明らかになっています。
90%以上のユーザーが購入や申し込みの前に、Webで情報を収集し比較検討している特に「サービス比較」「レビュー検索」のタイミングで閲覧したサイトは、最終的な意思決定に強い影響を与えている
引用元:Think with Google: マイクロモーメント調査
つまり、この比較検討フェーズで検索結果に自社サイトが出てこない=存在しないも同然なのです。
どれだけ魅力的なサービスや料金設定があっても、見つけてもらえなければ意味がありません。
とくに結婚相談所のように「人生の大きな選択」に関わるサービスでは、ユーザーは慎重に比較・検討を繰り返します。その分、検索上で見つかり、信頼されるページを持つことが重要です。
③質の良いユーザーを集客できる
広告やSNSでもターゲットを絞り込めば、一定の質の高いユーザーを集めることは可能です。
しかし、それらはあくまでこちらから届けにいくプッシュ型の集客。一方で、SEOは相手から探しに来てもらうプル型の集客です。
この違いが、集まるユーザーの「温度感」と「行動の確度」に大きく影響します。
手法 | 主体 | ユーザーの行動 | 問い合わせまでの確度 |
---|---|---|---|
広告 | こちらから届ける | 受動的:興味が出たら反応 | 中〜高(設計次第) |
SNS | こちらから届ける | 受動的:偶然目にした | 低〜中 |
SEO検索流入 | 相手が探してくる | 能動的:自分の意思で検索 | 高 |
たとえば、「○○市 結婚相談所 比較」と検索する人は、自ら情報を探し比較検討の真っ最中。
このフェーズでホームページに訪れるユーザーはそもそも入会意欲が高い状態で接点を持てるため、問合せや成約につながる確率が圧倒的に高いのです。
結婚相談所がSEO対策で上位表示するための施策5選
結婚相談所にSEO対策が必要な理由が分かったところで、さっそく上位表示するための5つの施策を紹介していきます。
①エリアを狙ったキーワード戦略
まずは、「問い合わせにつながるキーワード」とは何か?を正しく理解することから始めましょう。
以下の4つのキーワードのうち、実際に新規入会や面談予約につながりやすいものはどれだと思いますか?
- 結婚したい けど 出会いがない
- 結婚相談所 何するの
- 渋谷 結婚相談所
- 結婚相談所 比較 口コミ
正解は、「渋谷 結婚相談所」です。
なぜなら、このキーワードで検索している人は、すでに渋谷エリアで結婚相談所を探している今すぐ客である可能性が高いからです。このような「地域名+業種」は、SEO対策において最も成果につながりやすいキーワードの代表格です。
一方で、
「出会いがない」
「結婚相談所の仕組み」
などは、まだ検討初期の検索者が多くすぐに問い合わせに結びつくとは限りません。以下の画像をご覧ください。

まずは「月間検索数」を調べよう
検索されていないキーワードをどれだけ対策しても誰の目にも届きません。
まずは実際に検索されているキーワードを調べ、対策すべきものを絞り込むことが大切です。
使用するツールはいくつかありますが、まずは以下をブックマークしておくのがおすすめです。
中でも、「キーワード候補調査ツール」や「再検索キーワード調査ツール」は、地域名+サービス名の検索状況を素早く把握できるため便利です。
まずはキーワード候補調査ツールにアクセスをして、「自エリア×サービス名」を入力して検索をしてみてください。

検索をしてみると以下の画像のように月間検索数が表示されると思います。

上記の調査結果を先程と同じようにGoogleスプレッドシートに記載をしておきます。
下記Googleスプレッドシートでは、
- Googleキーワードプランナー
- キーワード候補調査ツール
- エイチレフス
- 再検索キーワード
を活用して調査をしております。SEO対策をしている人がどうやってキーワードを調査しているのかが分かりますので、ぜひ参考にしてください。

このように、実際に検索されているキーワードを把握することで今この地域でどんなニーズがあるのか競合とどう差別化すべきかのヒントが得られます。
また、「地域名+結婚相談所」で上位表示を狙うのであれば、検索ユーザーのニーズに合った専用ページを用意することが大切です。
以下の表をご覧ください。
ページ種別 | 内容のポイント | 目的 |
---|---|---|
トップページ | 特徴・実績・対応エリアをまとめる | 第一印象/ブランド認知 |
エリア特化ページ | 地域の婚活事情や選ばれる理由を記載 | 地域SEO/検索意図に応える |
サービス案内ページ | 活動内容・サポート内容を紹介 | 検討者の理解を深める |
料金ページ | 費用の内訳やプランを明確にする | 不安解消・比較しやすくする |
よくある質問 | よくある疑問をシンプルに解説 | 問い合わせ前の離脱防止 |
婚活ブログ | 体験談・年代別のコツなどを発信 | SEO強化・信頼づくり |
このように、検索意図に合ったページを構成することが成果につながる土台になります。
「どんなキーワードを狙うべきか分からない」
「キーワードの優先順位が分からない」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
弊社では実際の検索数や競合状況、自社サイトの分析をもとにあなたの結婚相談所に最適なSEO対策をご提案しています。
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②ページの重複や技術的な問題を解消する
結婚相談所のサイトでよくあるのが、すべてのページに同じようなタイトルタグ(title)やメタディスクリプション(description)が設定されているというケースです。
このような重複があると、Googleは「このページは何について書かれているのか?」を正しく判断できず、検索結果に反映されにくくなる原因になります。

よくあるTD設定ミスの例(結婚相談所編)
ページ種別 | タイトルタグ | 問題点 |
---|---|---|
トップページ | 渋谷の結婚相談所なら〇〇結婚相談所 | OK(トップとしては適切) |
サービス紹介 | 渋谷の結婚相談所なら〇〇結婚相談所 | トップと同じで差別化されていない |
料金ページ | 渋谷の結婚相談所なら〇〇結婚相談所 | 内容に触れておらず検索性が低い |
成婚者の声 | 結婚相談所 成婚者の声 | 地域名がなく、流入につながりにくい |
スタッフ紹介 | スタッフ紹介|〇〇結婚相談所 | OK(内容に即していて問題なし) |
↓
改善後のTD例(良いタイトル構成)
ページ種別 | タイトルタグ | ポイント |
---|---|---|
トップページ | 渋谷の結婚相談所|成婚率◎・30代向けサポートが充実|〇〇相談所 | 地域+特徴+ブランド |
サービス紹介 | サービス内容|〇〇相談所 | 内容が具体的で検索ニーズに合致 |
料金ページ | 結婚相談所の料金プラン|〇〇相談所 | 料金で検索する人に最適化 |
成婚者の声 | 渋谷で成婚した30代女性の体験談|〇〇相談所 | 成功事例+地域で差別化 |
このように、「地域名+内容+強み」を意識してページごとにタイトル・説明文を設計するだけで、検索順位やクリック率が改善されるケースは非常に多く見られます。
実際、SEO対策の初期段階ではTD調整だけでアクセス数が大きく伸びることも珍しくありません。
こちらはパーソナルジムのサイトの成果なのですが、以下の画像をご覧ください。

SEO流入0、お問い合わせ0
↓
対策2か月後にお問い合わせ2件獲得
この事例では、タイトル・ディスクリプションの重複を修正し各ページの役割に合わせた情報設計を行っただけで、検索順位が改善し、自然検索からのアクセスが増加しました。
広告を一切使わずお問い合わせゼロの状態から2件の獲得に成功しています。
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③ユーザー目線のコンテンツを増やす
SEOで上位表示を目指すうえで、Googleが何より重視しているのが「検索ユーザーの意図に的確に応えるコンテンツ」であることです。
実際にGoogle公式でも、以下のように記載されています。
検索エンジンでのランキングを上げることではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを主な目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。
引用:Google検索セントラル
つまり、検索してきた人が
「このクリニックは自分に合っているか?」
「本当に信頼できるか?」
といった疑問や不安にページ単位で答えているかどうかが、検索順位に大きく影響するのです。
ユーザー目線のコンテンツというのは以下の通り。
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- ユーザー目線に立った情報提供
- 信頼できる情報の提供
- 引用元に依存しないオリジナリティ
- 中身を充実させる
- 視覚的な見やすさ
このように様々な要素に注意しながらコンテンツを作成することが重要です。
しかし現実には、
「〇〇市で成婚率の高い結婚相談所です」
「婚活をプロがサポートします」
…といった一方的な紹介だけで終わっているサイトが非常に多く見られます。
それだけでは、ユーザーが本当に知りたい
- 「初回面談では何を聞かれるのか?」
- 「自分の年齢・状況でもマッチングできるのか?」
- 「入会してうまくいかなかった人もいる?その後どうなる?」
といったリアルな不安や疑問には応えられず、
「なんとなく見たけど、ここがいいのかは分からなかった」という印象で離脱されてしまいます。
ユーザーが「ここに相談してみよう」と決めるまでには、情報の納得感と感情的な安心感の両方が必要です。
④関連性のある被リンクを獲得する
被リンクとは、他のWebサイトからあなたのサイトに向けて貼られたリンクのことを指します。
たとえば、地域情報サイトや婚活ポータル、コラム記事などで「詳しくは〇〇結婚相談所のサイトへ」と紹介され、リンクが貼られている状態が被リンクです。

ただ、被リンクを獲得する際は以下の注意点があります。
- 関連性を重視する
- 自然なリンクを心がける
- 多様な手法を組み合わせる
- ペナルティ回避に注意
不自然なリンクとは、ページのランキングを操作することを意図して作成されたリンクです。これは検索エンジンのガイドライン違反に該当します。
引用:Google検索セントラル
不自然なリンクとは、ページのランキングを操作することを意図して作成されたリンクです。これは検索エンジンのガイドライン違反に該当します。
実際にどうやって被リンクを獲得するのか?
「良いコンテンツを書いていれば勝手にリンクされる」は理想論です。
特に競合の多いエリア(渋谷・新宿など)では、意図的に紹介される仕組みを仕込む必要があります。
以下に、結婚相談所でも実行しやすい被リンク施策をまとめました。
結婚相談所向け:被リンク獲得施策一覧
手法 | 内容・目的 | 難易度 | 即効性 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ポータルサイト | ゼクシィ縁結び オミカレ 婚活ナビなどに掲載 | ★☆☆ | ★★☆ | 一部有料。プロフィールの充実が鍵 |
SNS | Instagram YouTubeから自社サイトへリンク | ★★☆ | ★★☆ | nofollowでもブランド強化に有効 |
プレスリリース | 成婚率 キャンペーン情報 新規開業などをWebメディアに配信 | ★★☆ | ★☆☆ | PR TIMESやエリア系メディアが狙い目 |
婚活コラムの寄稿 | 地域ブログ・恋愛系Webメディアに 相談所名義で記事を寄稿 | ★★★ | ★☆☆ | 専門性と信頼性の強化に効果的 |
婚活成功事例の発信 | 成婚者の体験談を分かりやすくまとめ、 他メディアに引用されやすくする | ★★☆ | ★☆☆ | 図解やストーリー設計が重要 |
チェックシートの配布 | 「婚活適性診断」 「理想の相手チェックリスト」 などを配布 | ★★★ | ★☆☆ | 他ブログ・SNSで紹介されやすい |
相互紹介 | 美容室 写真館 カウンセラーなどと連携 | ★★☆ | ★★☆ | 関連性のある提携に限るべき |
SEOではDR(Domain Rating)という指標で、サイトの被リンク評価を数値化します。
この数値が高いほど、Googleに信頼されているサイトとして扱われ、上位表示されやすくなります。

この指標が高くなればなるほど上位表示しやすく、お問い合わせに繋がるというわけです。
ということで早速、自社サイトのDRを計測してみましょう。DRの計測はAhrefsの有料プランが必要なのですがAhrefsは無料である程度活用できるので以下のサイトを開いてみましょう。

渋谷エリアの結婚相談所でのDR比較(例)
順位 | DRスコア |
---|---|
1位 | 42 |
2位 | 35 |
3位 | 38 |
4位 | 33 |
5位 | 41 |
平均 | 37.8 |
もしあなたのサイトのDRが20未満であれば、この競合エリアで検索上位に入るのは相当厳しい状況だといえます。
つまり、コンテンツだけで勝負するには限界があるということです。
DRスコア別:優先すべき戦略の目安
DRスコア | 状況の目安 | 優先施策の例 |
---|---|---|
20未満 | まだ土俵に立てていない | ポータル掲載 SNS 地域メディアへの露出が優先 |
30以上 | 上位を狙える土台はある | コラム寄稿 引用設計 診断コンテンツの強化 |
50以上 | 強力な競合に囲まれている | MEOや広告 LP最適化など他施策との連携が必須 |
被リンク対策は裏技ではなく自社の価値を認めてもらう仕組みづくりです。SEOで上位を狙うなら、リンクの強さと質の両方がそろって初めて本領を発揮します。
自社サイトのDRをチェックし、現在地を把握したうえで戦略を立てることから始めてみましょう。
「コンテンツは悪くないのに、なぜか順位が上がらない…」という場合は、被リンクがボトルネックかもしれません。
⑤順位とアクセスの推移を見ながら改善し続ける
SEOは、「一度対策をすれば終わり」ではありません。
狙ったキーワードで検索上位に表示されるまで、継続的に改善し続けることが成果を出すための最大のポイントです。
多くの結婚相談所が、順位が思うように上がらないと「コンテンツの書き直し」をすぐに検討しますが、実は中身より先にチェックすべき技術的な設定ミスが多く存在します。
ということでSEO対策する際の優先順位を見てみましょう。
SEO対策の優先順位
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優先順位的にテクニカルSEO→コンテンツSEO→外部SEOの順番です。
具体的には以下の表のように様々な施策があります。実際にご覧ください。
区分 | 具体的な施策内容 |
---|---|
テクニカルSEO | ・noindex設定の確認 ・URLの正規化 ・tdの最適化 ・H1タグの適切な設置 ・内部リンクの設計 ・モバイル対応 ・表示速度の改善 ・構造化データの設定 |
コンテンツSEO | ・検索意図に合ったページ作成 ・不安に応えるコンテンツの充実 ・成婚ストーリーや年代別プラン ・見出し構成の整理 ・キーワードを自然に含んだライティング ・ユーザーの行動導線を明確に ・視覚的に読みやすい構成 |
外部SEO | ・ポータルへの掲載 ・成婚体験談のコラム寄稿 ・SNSプロフィールリンクの活用 ・チェックリストの無料提供 ・他業種との相互紹介 |
これだけの施策があると、「正直、どこから手をつければいいのか分からない」という方も多いと思います。
ですが、これまで数多くの結婚相談所サイトを見てきた中で、成果が出ないサイトには共通するつまずきポイントがあります。
実際によくある上位表示できない原因4選
- 制作会社が作ったサイトが低品質で、そもそもGoogleに認識されていない
- タイトルタグ・メタディスクリプションが全ページ同じ
- コンテンツの絶対量が足りない
- 被リンクがほとんど存在しない
だからこそ、順番が大事です
順位が上がらないとすぐ「記事をリライトしよう」「ブログを足そう」とコンテンツSEOに目が向きがちですが、
まずはサイトの構造や設定に問題がないかを疑うことが先決です。
そしてコンテンツを追加するなら、検索意図をふまえた構成や設計を見直すことが重要。
最後に、サイトの信頼性を高めるために外部からの紹介(=被リンク)を少しずつ積み重ねていく。
この順番を意識しながら改善を繰り返すことが、結婚相談所のSEOで成果を出す唯一の近道です。
とはいえ、
- 「どこから手をつければいいのか、やっぱり分からない」
- 「制作会社に任せたけど、本当にこのサイトで大丈夫なのか不安」
- 「記事は書いているけど、順位がまったく上がらない」
そんな方は、一度プロの目でチェックしてみることをおすすめします。
当社では、結婚相談所に特化した無料のSEO診断を実施しています。
現在の順位、構造的なエラー、コンテンツの評価状況などを洗い出し、
「何が原因で成果が出ていないのか」→「何から改善すべきか」までを明確にご提案します。
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【診断】あなたは本当にSEO対策すべき?
ここまでSEO対策について詳しく解説してきましたが、実はすべての結婚相談所がSEOをやるべきとは限りません。
なぜならエリアの検索需要や店舗の集客スタイルによっては、SEOの優先度がそれほど高くないケースもあるからです。
以下の画像を参考に簡単な診断をしてみてください。

いかがでしょうか。次の章では、「あなたの結婚相談所は本当にSEO対策をすべきか?」を簡単に見極められるチェック項目をご紹介します
無駄な労力やコストをかけないためにも、まずは一度立ち止まって確認してみましょう。
①出店しているエリアの月間検索数は?
SEO対策を本気で始める前に、まず確認しておきたいのがあなたが出店しているエリアで、実際に検索されている数がどれくらいあるか?です。
たとえば、
「渋谷 結婚相談所」
「品川 結婚相談所 おすすめ」
などの地域名+業種キーワードで、月にどれくらい検索されているのかを把握しなければそもそも検索されていない市場に広告塔を立てるようなものです。
検索ボリュームがほとんどないエリアでSEOに力を入れても、どれだけ上位表示しても見られない・来ない・問い合わせもないという状況に陥ってしまいます。
なので先ほども紹介したツールを、活用してまずはキーワードの検索数を調べてみましょう。
「自エリア×サービス名」を入力して検索をしてみてください。

検索をしてみると以下の画像のように月間検索数が表示されると思います。

上記の調査結果を先程と同じようにGoogleスプレッドシートに記載をしておきます。

実際の検索数を把握することで、自分のエリアにどれだけの見込みユーザーがいるのかそしてどんな切り口で差別化できるのかが見えてきます。
ここからが重要なポイントですが、「地域名+結婚相談所」などの検索数が月間50件未満であれば、SEO対策の優先度は低くなります。なぜなら、1日あたり1〜2人しか検索していないキーワードに対して、多くの時間や予算を投じても問い合わせに結びつく確率が非常に限られているからです。
以下の表をご覧ください。
月間検索数の目安とSEO対策の判断基準
月間検索数 | 対策の優先度 | コメント |
---|---|---|
0〜50回 | 慎重に検討 | 他の集客施策(MEOや広告)を優先すべき領域 |
51〜100回 | 状況次第 | 競合が弱ければ狙う価値あり |
101〜500回 | 対策価値あり | 本格対策で集客の軸になりうる |
501回以上 | 本格対策推奨 | 検索需要が大きく、競合も多いが効果も大きい |
もちろん、検索数が少ないからといってそのキーワードを完全に捨てる必要があるわけではありません。
検索者数が少なくても、そのうちの数名が真剣に結婚相談所を探している今すぐ客であれば、1件の流入が1件の問い合わせにつながることもあるからです。
②SEO対策にかけられる時間と予算は?
SEOは無料でできる集客施策とよく言われますが、実際には時間かお金かそのどちらか(または両方)を継続的に投資する必要がある施策です。
たとえば、次のような状況に心当たりはありませんか?
- 「スタッフにWebの知識がない」
- 「日々の対応で手が回らず、サイトまで手がつけられない」
- 「SNS・Googleビジネスプロフィール・ブログで精一杯」
このようなケースでは、社内でSEOを継続して回すのはかなり難しいと言えます。
そもそもSEOはすぐに結果が出るものではありません。Google公式でも、以下のように明記されています。
成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。
引用:Google検索セントラル
つまり、「今月施策を始めたら、来月から反応がある」といった即効性は基本的に期待できません。
長期的にじっくり育てる資産型の集客手法という前提で向き合う必要があります。
実際に発生する作業は多岐にわたります
- 地域・年代別の検索キーワードの調査
- ユーザー目線でのページ設計・改善
- 成婚事例やサポート内容の定期的な発信(ブログ・コラム)
- 内部リンク・構造の整備
- 順位チェックと改善サイクルの継続
これらを社内で対応する場合、週に5〜10時間程度の作業リソースが必要になることも珍しくありません。
「自分たちで対応するのは現実的に難しい…」という結婚相談所では、SEO対策を外注するケースがほとんどです。
実際の費用感は以下の通り。
外注する場合の相場感は?

あくまで目安ですが、「3〜6カ月で土台を作る」ために数十万円規模の初期投資を見込んでおくのが現実的です。
「相場がわかっても、自分に合う規模感が分からない…」
という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
事業フェーズに応じた最適な発注先のタイプや必要な施策の範囲についても、無料でアドバイスいたします。
③競合の数を把握しているのか?
SEO対策は他の集客方法と違って、競合が多ければ多いほど難易度が跳ね上がります。
月間検索数にもよりますが、Googleは上位3位以内に入らないと集客が見込めない難易度の高い施策です。
「地域名+結婚相談所」などのキーワードは、大手ポータルサイト・結婚相談所本部・MEO上位の個人店などさまざまな事業者がひしめいています。
たとえば、「渋谷 結婚相談所」と検索してみると…
- 渋谷エリアだと60以上の結婚相談所
- 地域ポータルやまとめサイトが多数上位
- 1ページ目の平均DR49
- 女性・男性・オンライン・ハイクラスが揃っている
このようなエリアでSEOを始める場合は、「とりあえずブログを書いてみる」ではまず間違いなく埋もれます。
オンラインのみの結婚相談所も一緒です。
むしろ全国対応が可能な分、全国の強豪プレイヤーと真っ向から戦うことになるため、地域密着型以上に熾烈な競争環境に置かれています。
検索上位にはポータル系メディアやYouTube・Instagramと連動したブランディングが強い相談所も多数存在し、単にサイトを作っただけ・記事を書いただけでは一切太刀打ちできません。
なので、本当にSEO対策をすべきかどうかを総合判断する必要があるでしょう。
「競合が強すぎて、SEOはもう無理なのでは?」
「オンラインで全国対応だけど、勝てる可能性はある?」
そう感じている方こそ、一度冷静に競合状況と自社の立ち位置を把握するところから始めるべきです。
当社では、実際の検索結果・競合サイトの強さ・検索ニーズの傾向をもとに、
戦えるポジションかどうか/どこに勝機があるかを無料で診断いたします。
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結婚相談所のSEOに関するよくある質問
- SEO対策をすれば、どのくらいで効果が出ますか?
-
早くて3ヶ月、普通は6〜12ヶ月。時間をかけて評価を積み上げる必要があります。まずはテクニカルなミスがないかを確認し、検索意図に合ったページを優先的に整備しましょう。
- ブログを更新すればSEOに効果がありますか?
-
単なる更新では効果は期待できません。「誰に向けた」「どんなキーワード」の記事かが明確でないと、評価されません。
対策キーワードを先に決めた上で、その検索意図に合わせた構成・内容で書くようにしましょう。 - ホームページがあれば、SEO対策は必要ありませんか?
-
ホームページがあるだけでは不十分です。SEOに不利な構造のまま放置されているケースも珍しくありません。
まずは「サイトが正しくインデックスされているか」「構造的に問題がないか」を確認しましょう。 - 自分でSEO対策をするのと、外注するのはどちらが良いですか?
-
時間と最低限のSEO知識があれば自力でも可能ですが、週5〜10時間の継続作業が前提です。
時間が取れない場合は、戦略設計と構造調整だけでも外注しコンテンツ部分は内製するなど、ハイブリッド型も検討すると効率的です。 - MEOや広告とSEOはどう違うのですか?
-
MEOはGoogleマップでの表示対策、広告は短期集客向け、SEOは中長期的な資産型施策です。
短期で効果を出したいなら広告、エリア内で今すぐ客を狙うならMEO、長期的な集客基盤を築きたいならSEOというように、目的に応じて使い分けましょう。
【まとめ】結婚相談所のSEO対策で成功するために
結婚相談所の集客において、SEO対策は中長期的に新規顧客を獲得し続ける「資産型の集客施策」です。
しかしその一方で、競合が多く成果が出るまでに時間も労力もかかる難易度の高い集客手法であることも事実です。
この記事でお伝えしたとおり、SEOで成果を出すためには以下のポイントを順に押さえる必要があります。
- そのエリアで実際に検索されているか?
- 継続できるだけの時間と予算を確保できるか?
- 競合の強さと数を把握しているか?
- 自社の強み・差別化ポイントを言語化できているか?
- テクニカル・コンテンツ・外部施策の優先順位を理解しているか?
SEOは「なんとなくやってみる」では決して成果につながりません。やるなら本気でやらないなら別の手段を選ぶ方が、費用対効果は高くなります。
「うちは本当にSEOをやるべきなのか?」
「このエリアで勝てる見込みはあるのか?」
そんな疑問がある方は、まずは無料のSEO診断をご利用ください。
現状の課題や競合状況を明確にしやるべきかどうかの判断から一緒に整理いたします。
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