パーソナルジムの集客方法7選!あなたに合った方法がこの記事で分かる

パーソナルジムの集客で「なかなか新規のお客様が増えない」「広告を出しても反応が薄い」と悩んでいませんか?
この記事では、パーソナルジムならではの集客のポイントや実践的な方法、実際に成功している事例もご紹介します
これからの集客戦略に役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
パーソナルジムの集客方法7選

パーソナルジムを経営するうえで、集客はもっとも大きな課題のひとつです。
良いトレーニング環境や技術があってもそれを知ってもらわなければお客様は来てくれません。そこで今回は、実際に効果が期待できる7つの集客方法を厳選してご紹介します。
以下の表をご覧ください。
集客方法 | 即効性 | 資産性 | 費用 | 確実性 |
---|---|---|---|---|
MEO対策 | 地図表示で中期効果あり | 口コミや情報が蓄積 | コスパ良好 | ローカルでの信頼性高い |
meta広告 | 配信後すぐ効果が出る | 止めたら効果も止まる | 広告費がかさみやすい | ターゲティング次第で高精度 |
リスティング広告 | 検索意図に即ヒットする | 継続的な成果には向かない | クリック単価が高くなりがち | 成約に直結しやすい |
ホームページ +SEO対策 | 成果までに時間がかかる | 中長期で資産化する | 初期投資が中心 | 検索に強くなる |
SNS運用 | 継続的な発信が必要 | ファンを育てやすい | 低コストで始められる | 反応が可視化されやすい |
LINE | 既存顧客に即届けられる | リピート促進に強い | 非常に安価 | 高い開封率と反応率 |
チラシ ポスティング | 短期的に効果が出ることもある | 使い捨てで資産にならない | 枚数と地域で調整できる | 反応はエリアや内容次第 |
集客①:Googleマップ対策(MEO)

MEO対策(Map Engine Optimization)とは、Googleマップや「地域名+業種名」の検索結果で上位に表示されるように対策することを指し、特に地域密着型のビジネスであるパーソナルジムには非常に効果的です。
各集客方法の中でも、短い時間で大きな成果につながる数少ない方法でしょう。
MEO対策で大事なことは以下の通り。
- 基本情報を正しく入力する
- カテゴリ設定を最適化する
- 写真や動画を定期的に投稿する
- クチコミの数と評価を集める
- 投稿機能を活用して情報発信する
実際に、店舗に足を運ぶユーザーの6〜7割が、事前にGoogleマップやGoogleビジネスプロフィールをチェックしていると言われています。
実際に支援している店舗に上記を実施した結果、以下のようにWEBサイトへの流入数が増えてお問い合わせが増加しました。

MEOは一度設定して終わりではなく定期的なメンテナンスと運用が鍵です。無料でできる範囲も広いため広告予算が限られているパーソナルジムこそ、まずはこのGoogleマップ対策から着手してみることをおすすめします。
集客②:meta広告(SNS広告)

Meta広告とは、InstagramやFacebookなどに出せるSNS広告のことです。
今や多くの人が毎日見るSNS上に、パーソナルジムの魅力を写真や動画で届けられるこの広告は、特にジム初心者や身体づくりに関心がある層にリーチしやすく、費用対効果の高い集客手法として注目されています。
meta広告で大事なことは以下の通り。
- ターゲット設定を明確にする
- 魅力的なクリエイティブを用意する
- 広告文をシンプルにする
- クリック後のページを最適化する
- 少額でテスト配信する
meta広告は少ない予算で効率よく集客できる方法ですが、常に改善をし続けないといけません。
meta広告を一度配信したら放置されている方が多いと感じております。meta広告は数ある集客方法の中でも高頻度で仮説検証をしないといけないです。
架空の基準ですが、以下のような基準で対策をすることで予算を無駄にすることなく効率的な集客が可能ですよ。
項目 | 判断基準 | 対応アクション |
---|---|---|
クリエイティブ 見切り | 5,000円消化 or 150クリックでCV 0件 | 配信停止・内容見直し |
CPA CVRチェック | CPA 8,000円超が3日以上 & 合計1万円以上消化 またはCVR 0.3%未満(LP到達あり) | 訴求・ターゲティング or LP見直し |
CTR フリークエンシーの劣化 | CTR 1.0%未満 かつ フリークエンシー2.5以上 | クリエイティブ変更・配信調整 |
このあたりはchatGPTと相談しながら対策してみてください。
最初から完璧な広告を作ろうとせず、反応を見ながら少しずつ改善していく姿勢が大切です。
パーソナルジムの雰囲気や強みが伝わる投稿と届けたい相手に合わせた広告設計。この2つを意識すれば、SNS広告はきっと強力な味方になってくれます。
集客③:リスティング広告

リスティング広告とは、Googleなどで検索されたときに検索結果の上位に表示される広告のことです。
たとえば「〇〇駅 パーソナルジム」や「ダイエット マンツーマン」などと調べたときに、目立つ位置に表示される仕組みです。この広告の強みは、すでに興味を持って検索している人にアプローチできる点。
つまり今すぐ通いたい見込み客に絞って広告を見せられるため、反応率が高いのが特徴です。
リスティング広告で大事なことは以下の通り。
- 成果の8割はキーワード選定
- 広告文は端的に強みを伝える
- 除外キーワードをしっかり設定
- デバイス別に入札調整する
- 広告文とLPとの一致度を高める
ただリスティング広告の場合は、出店しているエリアに月間検索数があるのかを必ず確認しましょう。
というのも、月間検索数がないエリアにリスティング広告を出してもお問い合わせにつながらない可能性が非常に高いからです。
たとえば、以下は「パーソナルジム ○○」という検索ワードの月間検索数の一例です。
エリア名 | 月間検索数 | 想定クリック数 (CTR10%) | 月間想定CV数 (CVR2%) |
---|---|---|---|
渋谷 | 2,400 | 約240クリック | 約4〜5件 |
拝島 | 20 | 約2クリック | 0件 |
このように、月間検索数が多いエリアと少ないエリアでは、リスティング広告の反響に圧倒的な差が出ます。
渋谷のように検索されやすい地域では、広告を出せば一定のクリックや問い合わせが見込めますが、拝島のように検索ニーズが少ない地域では、広告費をかけてもそもそも見られないということになりかねません。
なので、リスティング広告を出す場合は以下のような月間検索数を調べるツールを使って調査をしましょう。
集客④:ホームページ+SEO対策

SEO対策とは、検索されたときに上位に表示されるよう、ホームページの中身を整えることです。
SNSや広告と違って自分から検索して調べている人に見つけてもらえるため、見込み度の高いユーザーにアプローチできます。また、一度検索順位が上がれば、広告費をかけずに安定した集客が見込める点も魅力です。
SEO対策で大事なことは以下の通り。
- 成果につながるキーワードを選ぶ
- タイトルと見出しにキーワードを入れる
- 内容が具体的でわかりやすいページを作る
- スマホでも見やすいサイトにする
- 定期的に情報を更新する
特に成果につながるキーワードを選ぶ名が最重要です。
というのも、どんなに良い内容を作ってもユーザーが実際に検索していない言葉を狙っても集客にはつながりません。
例えば、ダイエット情報や筋トレの情報をブログで発信をしてもお問い合わせにはつながらないでしょう。下記のように、成果につながるキーワードでSEO対策をしないといけません。

上画像にも書いてある通り、「筋トレ 続かない 理由」といったキーワードで記事を作成してもお問い合わせにはつながりません。購入前提のキーワードや顕在層が検索するキーワードから着手をしましょう。
ホームページとSEO対策はすぐに結果が出るものではありませんが、続けるほどに信頼を積み上げてくれる資産のような存在です。
とはいっても、個人的にはMEO・広告運用が安定してきてからSEO対策を始めるのがおすすめです。
集客⑤:SNS運用

SNS運用は、いまやパーソナルジムにとって欠かせない集客手段のひとつです。
InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどを通じてパーソナルジムの雰囲気やトレーニングの様子を発信することで、「このジム、ちょっと気になるかも」と感じてもらえるきっかけをつくることができます。
SNS運用で大事なことは以下の通り。
- 直近半年~1年で伸ばしているアカウントを見つける
- ターゲットを具体的なペルソナまで深掘りする
- 投稿フォーマットと時間をデータで最適化する
- 統一感あるクリエイティブとUGC・トレンドを活用する
- 双方向コミュニケーションでファンを育てる
SNS運用の場合は、最初の競合調査で良いベンチマークアカウントが見つかるかどうかで勝負が決まります。
以下のGoogleスプレッドシートをご覧ください。

Googleスプレッドシートを使ってInstagramの競合調査をしているのですが、最低でも20アカウントをまとめております。この時重要視するポイントは、「アカウント開設1年以内に1万人フォロワーを到達しているか」と「見込み客に発信した内容かどうか」です。
上記は、「何を」「どのように」投稿すればユーザーの関心を引けるのか、いわば成功の型を持っていることが多いです。
たとえば以下のような観点でチェックしていくと、ベンチマークとしての価値があるかどうかが見えてきます。
項目 | チェックポイント例 |
---|---|
投稿構成 | 1投稿1テーマ 複数枚でストーリー性があるか |
リール活用 | 動画の比率・尺 最初の1秒で引きつけているか |
プロフィール | 誰向けか分かる 申込み導線があるか |
ハイライト | 実績・Q&Aなどを 分かりやすくまとめているか |
エンゲージ | コメント数 ストーリーズで質問や投票を活用しているか |
競合分析→戦略設計→投稿運用の型化という流れを地道に繰り返すことで、フォロワーだけでなく「ファン」を獲得できるSNSアカウントを構築していくことが可能です。
初めの1〜2ヶ月で結果が出なくても、3ヶ月、6ヶ月と育てていく姿勢がSNS集客成功のカギでしょう。
集客⑥:LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、パーソナルジムにとって「即問い合わせに至らなかった人」との接点を継続できる重要な資産です。
に、ホームページやSNSからの流入ユーザーのうち、7〜9割は検討中で離脱します。彼らに何もせず去らせてしまうかLINEに確保してあとから再アプローチできるかで、最終的な集客効率に2〜3倍の差が出ることもあります。
以下のがLINEでのポイントとなります。
項目 | ポイント例 |
---|---|
登録動機の設計 | 割引よりも「LINE限定診断」など特別感を出す |
配信設計 | 売り込みだけでなく、口コミや限定情報を混ぜる |
リッチメニュー | 料金や予約、よくある質問をわかりやすく配置 |
チャット対応 | 最初の30分以内に反応。自動応答と人対応を使い分ける |
セグメント配信 | 男女や目的ごとに情報を分けて送る |
LINE登録者は、いわば将来の予約客・リピーター候補です。
- SNSで興味を持った人
- ホームページを見たけど決めきれなかった人
- 初回体験後にすぐは決められない人
このようなユーザーをすべてLINEに集約し、再検討タイミングで掘り起こすのがLINE運用の本質です。
集客⑦:チラシ・ポスティング

パーソナルジムの集客方法として、チラシやポスティングは根強い効果を持つアナログ施策のひとつです。
インターネット広告やSNSが主流となった今でも、地域密着型で直接的に情報を届けられる強みがあります。実は大手パーソナルジムもチラシ配りをしております。
チラシ・ポスティングは「見てくれる人に直接届く」ことが最大の強みです。効果を最大化するためには、ターゲットの絞り込みや配布エリアの選定、デザインのわかりやすさなど細かな工夫が必要です。
また、デジタルツールと組み合わせてフォローアップを強化すれば、より集客効果を高めることができます。
あなたに合った集客方法はどれ?
ここまでパーソナルジムの集客方法を紹介してきましたが、どの集客をすればいいのか迷いますよね。
そこで今回は、状況によってやるべき集客方法をまとめてみました。
①エリアによって最適な集客方法は変わる
パーソナルジムの集客において、重要なのが出店しているエリア特性に合わせて集客戦略を変えることです。
たとえば、月間検索数が多いエリアに出店しているのであればSEO・リスティング広告・Googleマップ対策(MEO)が非常に効果を発揮します。
ただ月間検索数が少ないエリアはSEO・リスティング広告・Googleマップ対策(MEO)をしても、あまりお問い合わせにつながりません。その場合はmeta広告やチラシ配り、SNS運用に注力する必要があります。
ということでいくつかシミュレーションをしてみましょう。まずは以下のサイトを参考に、月間検索数を検索してみてください。

今回は「渋谷 パーソナルジム」と「拝島 パーソナルジム」で比較をして計算をしてみましたので、以下の表をご覧ください。
エリア名 | 月間検索数 | 想定クリック数 (CTR30%) | 月間想定CV数 (CVR2%) |
---|---|---|---|
渋谷 | 2,400 | 約720クリック | 約14件 |
拝島 | 20 | 約6クリック | 約0〜1件 |
ご覧のとおり、エリアによって「検索されている回数(=検索需要)」が大きく異なります。
拝島のようなエリアでは、meta広告(SNS広告)・チラシ配布・SNS運用など、検索以外からのアプローチを主軸にした方が現実的です。
一方で、検索数が多い渋谷のようなエリアでは、「SEO・リスティング広告・Googleマップ対策(MEO)」のように、検索行動を起点とした集客チャネルが効果を発揮しやすい環境です。
ただし、検索数が多い=競争も激しいということでもあるため、SEOや広告でしっかり勝ち切る戦略設計が重要になります。

- Googleマップ対策
(順位が上がらない場合はプロに依頼) - meta広告
- リスティング広告
(広告費が高いので注意) - ホームページ+SEO対策
(競合が強すぎるので基本外注)
(予算がなければSEOは後回し) - SNS運用
- LINE公式アカウント
- チラシ・ポスティング

- Googleマップ対策
(流入が見込めないので最低限) - meta広告(SNS広告)
- ホームページ+SEO対策
(流入が見込めないので最低限) - SNS運用
- LINE公式アカウント
- チラシ・ポスティング
仮に自店舗の検索数が月間100以下なら、検索型集客(SEO・リスティング・MEO)は後回しにします。(あくまでも必要最低限はやります。)
このシミュレーションをもとに、エリアごとに
「SEO投資すべきか」
「リスティングで補うか」
「別チャネルで攻めるか」
といった判断材料になります。
詳しい話は別記事で書きますので、少々お待ちください。
②予算によって集客方法が変わる
低予算の段階で「広告も出して、SNSもやって、チラシも撒いて…」とすべてを中途半端にやってしまうと、効果検証も難しく、結果が出る前に費用だけが消えていきます。
この時大事なのが選択と集中です。
ほかの集客方法を完全に捨てるわけではありませんが、今ある予算でどの集客方法をしたほうがいいかをいくつかに絞ったほうがいいでしょう。
月間予算 | 集客手法の考え方 |
---|---|
〜3万円 (低予算) | ・紹介 ・MEO対策 ・ポスティングやチラシ配布 ・SNS運用 |
5〜10万円 (中予算) | ・meta広告の小額運用 ・リスティング広告の少額運用 ・ポスティングやチラシ配布 ・SNS運用 |
15万円以上 (高予算) | ・リスティング広告の本格運用 ・SEO対策orSNS運用の本格化 ・meta広告でリード獲得 ・LP+広告+LINEをつないだ本格集客導線の構築 |
仮に月5万円の広告費で月3件の体験予約が取れるなら、1件あたり1.6万円の集客コストになります。LTV(顧客生涯価値)が10万円以上見込めるなら利益が出る構造になります。
逆にLTVが低いのに高額広告を続けるのは、赤字を拡大するリスクが高いです。
つまり、「今の自分の単価と利益率で、いくらまでなら集客にかけていいか?」を逆算して考える必要があります。
③余談:出店エリアを判断するスプレッドシート

パーソナルジムの出店エリアを決める際にはデータに基づいた判断が重要です。感覚や直感だけで選ぶと、集客に苦戦するリスクが高まります。
そこでおすすめなのが、「出店エリアを判断するためのスプレッドシート」です。

- 月間vol.
- ページ上部の入札単価(低価格帯)
- ページ上部の入札単価(上限)
- マップ上の競合
- 周辺の駅
- 同価格帯の店舗
- 平均世帯年収
- 人口
- 人口増減
かなり主観が入っているシートですが、出店エリア判断に活用したい方はご覧ください。
パーソナルジムの集客実績
パーソナルジムに特化したマーケティング支援を行う中で実際に成果につながった事例をご紹介します。数字としての「集客効果」が見えることで、今後の施策の参考になれば幸いです。
パーソナルトレーニングジムYOUTH(2025年6月)

サイトは公開されていたものの、検索からの流入がほぼゼロ。調査の結果、重複ページや無限URL生成など、技術的なSEOの構造不備が多数見つかりました。
施策内容:
- サイト構造と技術的SEOの全面見直し
- 優先キーワードの選定とエリアローカライズ
- GTMなど基本設定の整備
成果:
- 重複コンテンツの解消とクロール最適化
- 「エリア+パーソナルジム」キーワードで2カ月で6位を獲得
- Web経由の体験予約2件を獲得
パーソナルジムの集客を始める前の確認すること2選
「とにかく集客しなきゃ」と焦って手を出す前に、まず確認しておくべきポイントがあります。
このステップを飛ばしてしまうと、どんなにお金や時間をかけても成果につながりにくくなってしまいます。
集客を始める前に押さえておきたい3つの重要な確認事項をご紹介します。
①競合店舗を明確にする
まず最初に確認しておきたいのが、「自分たちの競合は誰なのか?」という点です。これはなんとなく似た業態を思い浮かべるのではなく、お客様の検索行動をベースに考えることが重要です。
たとえば「○○駅 パーソナルジム」で検索したときに上位表示されるジムは、検索上のライバル=問い合わせの奪い合い相手になります。
比較項目 | 着目ポイント |
---|---|
価格帯 | 自ジムの料金は高い?安い? 初回体験の価格帯は? |
ターゲット層 | 20〜30代女性向け? 本気のボディメイク層? 初心者? |
訴求軸 | 「結果重視」 「安さ」 「通いやすさ」 「女性専用」など、何を押し出しているか |
SEO対策状況 | 上位表示されている理由 (サイト構成、キーワード配置、コンテンツ量など) |
MEO対策状況 | Googleマップの上位表示状況 口コミ件数・内容 写真の質 |
また、Googleマップで同じエリアに表示されるジムや、InstagramなどSNSで同じターゲット層にアプローチしている店舗も立派な競合です。
また商圏エリアを意識して競合を調査したほうがいいです。
駅徒歩圏内で比較される場合もあれば、近隣エリアから車や自転車で通う層が含まれることもあります。たとえば、「○○駅から徒歩10分圏内」に絞って競合を洗い出すのと、「○○区内全体」で見るのとでは、見えてくる競合像が変わってきます。
- 主要キーワードで検索する
- Googleマップで競合を洗い出す
- SNSでの露出も確認する
②ポジショニングを明確にする
ポジショニングとは、競合他社と比べて自社がどんな特徴や価値を持っているのか、ターゲットに分かりやすく伝えることです。
これが曖昧だと、「他と何が違うのか」がわからず選んでもらいにくくなります。
たとえば差別化のために女性専用パーソナルジムにするとして、そのエリアに女性専用がないかを確認する必要です。実際に以下のGoogleマップをご覧ください。
渋谷のパーソナルジム
※一度に表示される上限あり
私が確認した中では以下の女性専用パーソナルジムがありました。
- UNDEUX SUPERBODY 渋谷スタジオ
- OUTLINE 渋谷店
- GYMS 渋谷店
- ミットネス 渋谷本店
- ShapesGirl 渋谷本店
- パーソナルジムMe
このエリアでは、女性専用だけに絞っても差別化にはならない可能性が高いのです。つまり、「女性専用」というだけでは、選ばれる理由にはなりにくくなってきているでしょう。
さらにもう一段階深掘りした「絞り込み」や「切り口の工夫」が必要です。
まとめ
パーソナルジムの集客には、「これだけやればOK」という正解はありません。
Googleマップ対策や広告運用、SEOやSNSなど選択肢は多岐にわたりますが、大切なのは「あなたのパーソナルジムに合った方法」を選ぶことです。
「集客=広告」ではありません。どんなにお金をかけても、伝えるべき価値が伝わっていなければ反応は得られません。逆に言えば、自分たちの強みや想いを適切な手段で届けることができれば予算が少なくても選ばれるパーソナルジムは必ずつくれます。
まずは今回ご紹介した「集客方法7選」と「事前確認の2ステップ」をもとに、自ジムにとっての最適解を見つけるところから始めてみてください。